ヴィタウタス・ミシュキニス

 

著名な作曲家であり、Ažuoliukas Boys’and Men’s Choir 芸術監督、リトアニア音楽アカデミー合唱指揮科教授、リトアニア合唱連合前会長（過去20年間）。1976年にリトアニア音楽アカデミーの合唱指揮科を卒業。7歳でアジュオリウカスで声楽家としてキャリアをスタートし、25歳からは芸術監督として活動を続けている。1979年以降の合唱団の功績は、すべてミシュキニス氏のリーダーシップによるものである。数年にわたり、カウナス国立合唱団とVocal Ensemble Museum Musicumを指揮。これらの合唱団と共に、マルクトオーバードルフ、ゴリツィア、ヴァルナ、マリボル、タンペレ、マインハウゼン、ナントなど、数多くの国内外コンクールで名誉ある賞を獲得している。過去20年間は、リトアニアにおける全ての合唱祭の芸術監督と首席指揮者を務めている。彼はヨーロッパ、カナダ、日本、ロシア、南アフリカ、シンガポール、米国などの合唱公演も指揮している。交響楽団と共演する合唱曲の多くは、ミシュキニス自身の指揮によるものである。またリトアニア国内はもとより、チェコ、韓国、ラトビア、ロシア、スロヴェニア、スペイン、シンガポール、イタリア、ポーランド、日本、エストニア、ウクライナ、カザフスタン、中国、台湾、香港、イギリス、南アフリカ、サハ、フランス、ドイツ、ルーマニア、スロバキア、オランダ、デンマーク、ノルウェー、ベルギー、インドネシアなどで音楽教育や作曲、指揮に関する講義やセミナーが開催されてきた。

また彼は、世界各地で開催される合唱および合唱曲の国際コンクール（200以上のイベント）の審査委員を務め、その中には、World Choir Games、Europa Cantat、IFCM、Choralies Festivals、World Symposiums on Choral Musicなどの有名なコンクールが含まれる。

約400曲の宗教的モテットのアカペラ、20曲のミサ、マニフィカト、カンタータ、ミュージカル、ヨハネ受難曲、約400曲の世俗作品を作曲している。

リトアニア名誉芸術家賞（1986年）、文化芸術賞（2009年）、ゲディミナス大公勲章（2005年）、ジギマンタス・アウグスタス公のメダル（ヴィリニュス市への功績による）等の権威ある国家・政府賞を数回受賞している。直近では、最も権威のある文化芸術賞（2021年）を受賞。