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Damijan Močnik

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ダミヤン・モチュニク

 

リュブリャナ音楽院のデーン・シュケルのもとで作曲を学び卒業。海外でも指揮のスキルを磨く(エリック・エリクソンとの共演もある)。1993年からは、リュブリャナの聖スタニスラフ音楽院で音楽教授、指揮者、音楽活動の芸術的な指導者として活躍している。彼は同僚とともにchoral pyramidの設立を実現させたが、これは今でもスロベニアの合唱界にとって重要な要素となっている。1986年から指揮を始め、彼の合唱団は国際コンクールで数多くの賞を受賞している。また、スロベニア児童合唱団の創設者であり芸術指導者でもある。合唱イベントの専門家や芸術評議会に参加し、定期的に講座や専門家シンポジウムで講演を行い、国内外の合唱コンクールの審査員も務めている。その芸術・教育活動に対して、リュブリャナ音楽院から育英プレシェーレン賞、スロベニア共和国文化活動公団からアマチュア文化における最高の評価としてガルス賞、教育分野におけるスロベニア共和国から特別功労賞を授与されている。モチュニクが創り出す作品の多くは、アカペラや声楽・器楽の合唱曲である。スロベニア国内および国際的な作曲コンクールでも多数受賞。作曲家・指揮者として台湾やアメリカツアーを行い、大学の合唱団と自作曲を演奏し、シアトルのワシントン大学、シアトルパシフィック大学、ウィスコンシン大学ミルウォーキー校で創作に関する講義を行った。2016年と2018年の夏には、フランスのヴェゾン・ラ・ロメーヌで開催された国際合唱フェスティバル「Choralies」で、自身とスロヴェニア音楽についてのワークショップを行った。

 

モチュニクは現在、海外で最も演奏されているスロベニア現代作曲家の一人である。彼の作品は、World Youth Choir、RIAS Kammerchor Berlin、Slovenian Philharmonic Choir、St. Jacobs Kammarkör Stockholm、台北フィルハーモニー室内合唱団、Washington Bach Consort、SWR Vocal Ensemble、スウェーデン放送合唱団、Vocal Groups Singer Pur およびCantusなど、世界中のプロおよび最高のアマチュア合唱団で定期的に演奏されている。スロヴェニアでは、スロヴェニア作曲家協会とアストラム音楽出版社から出版されている。海外では、Carus Verlag(シュトゥットガルト)、Ferrimontana(フランクフルト)、Augsburg-Fortress(ミネアポリス)の各出版社から出版されている。

 

モチュニクの作品は数多くのCDに収録されており、Carusからは2003年に自身の宗教曲を集めたアルバム『Verbum supernum prodiens』、Astrumからは2009年にソプラノソロ、合唱、打楽器のためのカンタータ『Adventus Domini nostri Jesu Christi』をCDリリース、2016年にSlovene Philharmonicからアルバム『Oratorium nativitatis』、2017年にCarusからSt .Jacobs’ kammarkörとGary GradenによるCD『et LUX perpetua』をリリースしている。  

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